Cristallina Architecte | クリスタリーナアーキテクツ

Architecture with European inspiration & Japanese sensibility

- Maison Jasmina

La Tropezienne 01

Maison Jasmina のページへようこそ!
ジャスミーナはクリスタリーナのうちの小さな庭に住むバラの妖精。
魔法の羽で飛び回ってあちこちの家に遊びに行きます。

第3回目は Design Journalページ Souvenir de la Provence に掲載しました外観とそのプランについてご紹介しましょう。

provence

プロヴァンス地方はフランス地中海側の南東に広がります。
マルセイユ周辺にプロヴァンスの村々、そしてイタリア国境側に向かって行くとニースを中心としたコートダジュールがあります。
サントロペはプロバンスとコートダジュールの中間あたりに位置します。
こちらの地方の陽光が作り出す明るい色彩の建物をイメージして描きました。
その風光明媚な街、サントロペからとって、トロペジエンヌという名前をつけました。


玄関ホールからグレートルームに入ると、大きな吹き抜けに向かって、廻り階段が上がってゆく配置にしました。
階段手摺はロートアイアン。 鍛鉄の曲線が空間に美しい流れを作り出してくれます。
リビング、ダイニング、キッチンへと回遊できるレイアウトにしました。
解放的でありながら、ファミリー空間、ゲストも含んだ空間と使い分けできるようにゾーニングしてあります。
そして、南フランスの家の生活で基本中の基本、と言えるのが、テラスに出て屋外の食事をすることです。
キッチンで作ったものをすぐ運べるように配置してあります。
パーゴラの上はつる性の木の葉っぱで覆われて、心地よい日陰を作ってくれます。
南フランスのリゾート感たっぷりに、2階には陽がサンサンと入る大きなバスルームを設けました。

さて、バラの妖精ジャスミーナはどこにいるでしょうか?
家族がパーゴラの下で食事をしている間に、グランドピアノのところで、どの鍵盤を押すとリビングの暖炉横の回転本棚が廻るのか、そーっといくつか叩いて遊んでいるところです。

第3回目、La Tropesienne の外観とプラン その1 でした。

クリスタリーナ設計事務所では
家のどこか片隅で妖精たちが遊んでいそうな、温もり、素朴な優しさに包まれ、
緑とハーモニーを奏でるような、趣きのあるデザインを心がけています。
ゆったりと心地よく、さりげなく優雅で、歳月と共に味わい、愛着の増す住まいを
プランニングしています。

建築のご計画で、La Tropesienne の外観とプランにご興味を持たれたお客様へ。

こちらのスタイルを取り込んでお客様の敷地に合わせたオリジナルプランとデザインをご提案しております。
魅力的な外観を大切に、快適なお住まいとなるよう、外観とプランニングを同時に検討しながら設計を進めます。
メールにてのお問合せ歓迎しています。→ contact page

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