Cristallina Architecte | クリスタリーナアーキテクツ

Architecture with European inspiration & Japanese sensibility

- Maison Jasmina

La châtelaine 02

Maison Jasmina のページへようこそ!
ジャスミーナはクリスタリーナのうちの小さな庭に住むバラの妖精。
魔法の羽で飛び回ってあちこちの家に遊びに行きます。

第16回目は、パリから南西へ下ったロワール川沿いを羽ばたいて行きます。
上空から見下ろすと、いくつもの森に囲まれた中世期からの古城が点在しています。
その一つのとっても小さなお城に住むピアニストのお友達のところへ急降下して訪ねます。

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秋が深まってきて、森の木々もだいぶ黄色く色づいた。
こんな日は感傷的なショパンの曲が弾きたくなる。
プレリュード、ノクターン、マズルカ、バラード、・・・永遠の深淵へと誘われて行く。
窓を開けてテラスに出ると、ひんやりとした森の冷気が漂う。
遠くに目をやると、木枯らしがカサコソ音を立てて舞っている。
人の魂は木枯らしのように渦を巻きながら上へ上へと空の高みに舞って行く、
そして時空を超え、やがてどこかで蘇る・・・
ピアノソナタ葬送の最終楽章を弾いていると、そんな幻想に駆られる。
淡い水色の空に小さな鐘の音が柔らかく響き渡る。
そろそろお茶の時間だ。
さぁ、寒いので中に入って、暖炉の薪に火をくべよう。
今年も木にどっさりなった栗を拾ってきて、クリームをたっぷり作っておいた。
モンブランとショコラショーはテーブルの上に用意してある。
おやおや、待ちかねたお客様のジャスミーナはもう、お顔がクリームだらけになっているよ。
大好物だったっけ、食いしん坊の妖精さん。

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パリの老舗アンジェリーナのモンブランが久しぶりに食べたくなりました。

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手前は定番のマロン、右奥はショコラ、クリーム色は季節限定のココナッツミルク。
至福のスイーツタイム!

第16回目、La châtelaine の外観とプラン その2 でした。

クリスタリーナ設計事務所では
家のどこか片隅で妖精たちが遊んでいそうな、温もり、素朴な優しさに包まれ、
緑とハーモニーを奏でるような、趣きのあるデザインを心がけています。
ゆったりと心地よく、さりげなく優雅で、歳月と共に味わい、愛着の増す住まいを
プランニングしています。

建築のご計画で、La châtelaine の外観とプランにご興味を持たれたお客様へ。

こちらのスタイルにてお客様の敷地に合わせたオリジナルプランとデザインをご提案しております。
魅力的な外観を大切に、快適なお住まいとなるよう、外観とプランニングを同時に検討しながら設計を進めます。
メールにてのお問合せ歓迎しています。→ contact page

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