Cristallina Architecte | クリスタリーナアーキテクツ

Architecture with European inspiration & Japanese sensibility

- Design Journal

Souvenir de Californie

27/04/2013

California
アウトドアを楽しむ季節となりました。
今までヨーロピアンなファサードを紹介してきましたが、今回は古き良きアメリカを感じるラップサイディングのファサードデザインです。(プランもあります。)
サンフランシスコなどウエストコーストの海の見える所に建っているのを見ると、とても爽やかで軽快な印象を受けます。
素朴でナチュラルな感じが素敵な住宅です。
窓を開けると海からのそよ風が入ってきそう。
洗いざらしのジーンズにTシャツ、チェックのシャツとかのルックで自転車に乗って外に出かけて行きたくなります。
サイディングの色合いはペールブルー、モスグリーン、など、明るい色をちょっとトーンダウンした
位がさりげなく、レトロな良さを感じます。
白い窓は格子が入った上げ下げ窓で、1階と2階で上下きれいに並ぶのがリズミカルで、デザインのポイントです。 
イギリスや北欧(デンマーク、スェーデン、ノルウェー)がルーツで、ケープコッドスタイルとも呼ばれ、アメリカで発達したデザインです。
だいぶ昔になりますが、高校の時、交換留学制度で1年間アメリカ、カリフォルニア州に滞在したことがありました。
その時が人生初めての海外経験でした。
日本に比べて何て一軒一軒の家が大きくて、何て皆庭が広々としていることだろう!と感じたものです。
そして内部はとても開放的。
子供が部屋にこもっているということはなく、オープンキッチンの横のファミリーダイニングで、母親が料理でもつくっている近くで勉強なり、宿題なり、やっていました。
庭でバーベキューを楽しんだり、キッチンで典型的なアメリカのお菓子を焼いたり、ガレージでオープンガレージパーティーに参加したりしたものです。
あぁ!思い出してしまう・・・焼き立てのふわふわモイストなデビルズケーキ、チョコレートチップクッキー、キャロットケーキ、パンプキンパイ、・・・My mouth is watering! !
はい、子供の時から今に至るまで相当なsweet teethの持ち主です。
ホストファミリーに連れて行ってもらった美容院でパーマをかけたらアフロヘアになり、真黒に日に焼け、10キロも太って日本に帰って来て、空港で親を驚かせたものでした。
まだ世の中の右も左も知らない子供だったあの頃の自分が懐かしい・・・
(結構いつまでもそうだったですが)

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